多摩永山将棋教室について

 みなさん、はじめまして。多摩永山将棋教室で講師をしている
角田裕作です。

 みなさんは「将棋」と聞くと「難しい・ある程度のルールや駒の動かし方
は分かっているが、どう戦えばいいのかわからない」といった思いがある
のではないでしょうか? 
 また、「将棋が強くなるためにどう勉強すればいいのかがわからない」
ということも多くの方が感じていることではないのでしょうか?
私自身、教室以外にも将棋を教えることがあり、そのときに多くの初心者の方
が「強くなりたいが勉強方法がわからない。将棋を勝つためにどう考えて指せば
いいのかがわからない」という言葉をよく耳にしました。

 確かに、将棋は難しいゲームであることは間違いありません。
なぜなら変化が複雑で、考えることがたくさんあるからです。
「読み」「形勢判断」「手番」「優先順位」「攻守のバランス」「ポイント」「スピード」など、
一回の将棋のなかで考えなければいけないことはたくさんあります。
しかも、「どのタイミングの時に、どのような考え方をしなければならないのか?」
といった時間的な要素も考えなければならないこともあり、それが初心者の壁となって
いるのです。

 私が将棋を本格的にやったのは高校生からでした。教室に通い、自分でも書籍を
購入し勉強していきました。その時も私の中には「どういった勉強方法なら将棋が
強くなるのか?」というのが常に頭の中にありました。しかし、月日が経ち自分のなかで
試行錯誤を繰り返した結果、自分なりの将棋の上達方法がだんだんとわかってくるように
なりました。

 将棋の勉強方法はいくつかあります。しかし私が重要視するのは1、「トレーニング」と
2、「シナリオ」です。
 
 1、「トレーニング」とは練習、特に問題を解くことです。
これは、運動部でいうところの基礎体力を作ることとおなじです。何事も基本的な力がなければ
相手に勝つことは困難となります。基礎体力を強くすることで、自分の将棋に自信をつけることが
出来ます。

 2、「シナリオ」とは、頭の中で戦略を練ることです。小説家みたいに将棋の展開を
考え「こうすればポイントをとれるからここはこうする一手だ!」や「ここは苦しいがこのままでもこういった
返し技があるからこのままにしておこう」といったシナリオを作ることです。

 私の教室では上記のことが主な指導内容となります。しかし、初心者の方にはこういった
考えも難しいので、最初は簡単な「将棋のコツ」から少しずつ学んでいただくこととなります。
小さなことから解るようにして土台を固めながら学んでいきましょう。

 将棋をいろいろな方に教えて、改めて将棋を学ぶことの難しさ、教えることの難しさを
知りました。しかし、小さな目標をたて、少しずつコツコツと知識や基礎体力をつけていけば
確実に上達します。「解りやすく」「継続出来る」ようにすることを心がけるように教えていきたいと
思っております。

 是非、一度来てみてください。お待ちしています。 inserted by FC2 system